【B'z】非リア充の妄想で作られたクリスマスソング！？「TONIGHT (Is The Night)」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】

恋人との甘い夜を描いたミディアムバラード。あまりインパクトはないけれど、ムーディーでエロティックな1曲に仕上がっている。また、稲葉はクリスマスを意識して作詞したそうなので、クリスマスソングと解釈することも可。

B'z/5thアルバム収録曲「TONIGHT (Is The Night)」

そもそも「TONIGHT (Is The Night)」って？

B'zが1991年11月27日に発売した5thアルバム『IN THE LIFE』の収録曲。

タイトルどおり、夜を舞台にしたミディアムバラードになっている。

サビの"トゥナイイズザナ～イ♪"は多少耳に残るけれど、あまりインパクトはない。

ただ、収録アルバム『IN THE LIFE』の中では唯一の純粋なラブソングになっているので、ある意味存在意義はある(^_^;)。

「TONIGHT (Is The Night)」はクリスマスを意識して作詞された

稲葉は本作に関して以下のコメントを残している。

つまり「TONIGHT (Is The Night)」はクリスマスソングなのだ。

クリスマスを連想させる歌詞は登場しないけれど、たしかにリア充のクリスマスを描いていることが明らか。

誰もが憧れる恋人とのクリスマスナイト。

当時の稲葉はもうB'zがノリに乗っており、恋人とのクリスマスナイトだなんてもってのほかだったのだろう。

そういった意味では、本作は「非リア充が妄想する憧れのクリスマスの夜」がテーマになっていると言っても過言ではないのだ笑。

「TONIGHT (Is The Night)」のみんなの評価は？

鈴木さん

すごくロマンチックなナンバー。 浮遊感のある雰囲気、掴みどころのない歌詞がいい味出してます。 夜に聴きたいです。

大人な雰囲気。 ほんでもっていかにも90年代前半て感じ。 1曲目の「Wonderful opportunity」よりこっちの方が好きです。

佐藤さん

山田さん

今の稲葉には出せないであろう非常にしっとりした声で歌うミディアムナンバー。 今の稲葉の癖のある声が嫌いという人もかなり聞きやすいのでは？

ムーディーで少しばかりのエロさを感じることができる。インパクトはないけれど、バーで流れるようなオシャレな雰囲気を楽しめるかと。

田原さん

木村さん

オシャレなミディアムバラード。前曲「Wonderful opportunity」のインパクトが強くて、影が薄くなっているような気がする。

ここからは管理人の「TONIGHT (Is The Night)」独自解釈！

【TONIGHT (Is The Night)/歌詞解釈①】恋人と過ごす甘い夜

タイトルの「TONIGHT (Is The Night)」は日本語で"今夜（はあの夜）"という意味であろう。

つまり括弧内の"The Night"というのは、主人公にとって特別な夜なのである。

前述したように、稲葉は本作の作詞の際にクリスマスをイメージしているので、"The Night"はクリスマスの夜を指していると解釈して良さそうだ。

冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。

はじけるように抱き合おう 硬いベッドは手作り LOVE SIZE 君と過ごす以外に今夜何ができる

恋人と過ごす甘い夜。

結構きわどいというか、エロい内容だ。

さらに言えば、稲葉のしっとりとした歌い方やムーディーな曲調がよりエロさを増している。

【TONIGHT (Is The Night)/歌詞解釈②】意味がよく分からないロマンティックな歌詞

「TONIGHT (Is The Night)」は歌詞がロマンティックというか、何か不思議な感じがする。

例えば次の引用した歌詞を見てほしい。

星の隙間で 呼吸したら 折り重なる波を滑る

この歌詞、すごくロマンティックだけれど、意味はよくわからない笑。

さらにはこんな歌詞まである。

広げた羽に身を委ね 聖なる夢に気を失う

これも先ほどの歌詞同様に、意味はよくわからない。

それでも「恋人と過ごす夜が、主人公にとっていかに特別なのか」が、これらの行き過ぎたロマンティック歌詞で伝わることが出来る。

まとめ

この曲は、リア充ならばすごく共感できる内容なのだと思う。

逆に私を含め非リアの人は、嫉妬で気が狂いそうになるかもしれない笑。

まあそれもそのはずで、当時の稲葉もある意味非リア充だったからこそ、妄想を張り巡らせて"いかにも"な恋人との甘い夜を描いた作品になったのだ。