ディスコを描いたダンサンブルナンバー。ディスコが80年代以上に勢いをなくした現代において、もはや時代遅れの内容になってしまっている。またメロディーもマイナーなので救いようがない(^_^;)。
この記事の概要
- 「LOVING ALL NIGHT」のみんなの評価は?
- 「LOVING ALL NIGHT」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/2ndアルバム収録曲「LOVING ALL NIGHT」
そもそも「LOVING ALL NIGHT」って?
B'zが1989年5月21日に発売した2ndアルバム『OFF THE LOCK』の収録曲。
当時流行っていた"ディスコ"を描いた内容になっており、かなりマイナーな1曲だ。
メロディーもキャッチーではないので2ndアルバムの中では完全に捨て曲。
申し訳ないが、私が2ndアルバムを聴くときはこの曲が退屈で仕方がない。
Loving All Night 〜Octopus Style〜
後に発売された3rdミニアルバム『MARS』ではこの曲の全英詞バージョンが収録されている。
>>>ミニアルバム史上最大の売上を記録した3rdミニアルバム『MARS』【アルバムレビュー】
その際はタイトルが「Loving All Night 〜Octopus Style〜」に変更されている。"Octopus Style"(タコバージョン)という意味ありげな名称が何か好き笑。タコの足は八本なので"8回目のリテイク"ということだろうか。ちなみに「Loving All Night 〜Octopus Style〜」は稲葉の喘ぎ声が挿入されていたりとエロくなっているので、家族とは聴かないように笑。
"Octopus Style"の方がかっこいいし評判が良いので、もはや2ndアルバム収録バージョンはもはや需要がないのでは。
ひとこと
まぁこういうマイナー曲がアルバムに収録されていることで、ある程度のスパイスをきかせることができると思うので良いか(^_^;)
「LOVING ALL NIGHT」のみんなの評価は?
ひとこと
ディスコがテーマなだけに何とも言えない"乗るに乗れない感"が漂ってる
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ここからは管理人の「LOVING ALL NIGHT」独自解釈!
【LOVING ALL NIGHT/歌詞解釈①】この曲を楽しめる人とは?
タイトル「LOVING ALL NIGHT」は日本語で"愛しき夜"とでも言おうか。
ディスコに通う者たちにとってまさに"夜"は愛しきものだろう。
ただただディスコを描いた曲ではなく、しっかりとラブソング仕立てになっている。
まあラブストーリーはおまけのようなもの笑。
そのためこの曲を楽しめるのは以下の2つに当てはまる人しかいないのでは。
- この曲が発表された80年代当時のディスコを知っていた人
- ディスコに憧れがある人
私はこの2つにまったく当てはまらないので、この曲は楽しめない。
ある程度キャッチーなメロディーだったら良かったのだが・・・。
ひとこと
ディスコだなんて縁がないわ!
【LOVING ALL NIGHT/歌詞解釈②】自分の弱みを表現すると良い!
この曲は本当にディスコの様子を詳細に描いている。
稲葉はどっちかというとディスコみたいなアゲアゲな場所は苦手だと思う(ライブは別)。
これはこの曲がディスコそのものを誰がどう見ても"ヤンチャな空間"として描かれていることからわかる。
ディスコ=ヤンチャな人たちが集まる場所と思われがちだ(実際そうなのかも)。
冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
週末の夜は光線の中 真紅なback style あふれる16ビートの波
いかにもなディスコの様子を描いているのが、やはり「稲葉はディスコ嫌い」と思わざるを得ない笑。
アーティストというのは自分の弱みを表現すると、爆発的なセンスを発揮すると聞く。
映画監督のマーティンスコセッシは暴力が近場に存在する環境で育ち、暴力を本当に恐れているからこそ、バイオレンス描写に定評がある。
稲葉も同様、ディスコ嫌いだからこそ、いかにもなディスコを描けるのだと思う。
ひとこと
ディスコを描いているので、もはや時代遅れな1曲だね(^_^;)
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まとめ
マイナーだし、時代遅れな内容でもあるので、好きこのんでこの曲を聴く人はそうそういないと思う。
ただ、全英詞の「Loving All Night 〜Octopus Style〜」はメロディがかっこよくなってるし、英語だから内容が直接的に頭に入ってこないので、オリジナルよりは需要ある。
ひとこと
2ndアルバムの中では一番のマイナー曲