1stシングル「だからその手を離して」のカップリング曲。1stアルバムに収録され、さらに7thアルバムではタイトルを「SLAVE TO THE NIGHT」に変更し、全英詞にしたブルースアレンジとして収録された。個人的には7thアルバム収録バージョンの方が断然好き。
この記事の概要
- 「ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜」のみんなの評価は?
- 「ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/1stアルバム&7thアルバム収録曲「ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜」
そもそも「ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜」って?
B'zが1988年9月21日に発売した1stシングル「だからその手を離して」のカップリング曲。
>>>稲葉の"ケバい女"批判が炸裂!「だからその手を離して」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
同時発売の1stアルバム『B'z』にも収録されている。
>>>原点はここにある!1stアルバム『B'z』【アルバムレビュー】
SLAVE TO THE NIGHT
7thアルバム『The 7th Blues』では英詞にリメイク、さらにはタイトルも変更し「SLAVE TO THE NIGHT」として収録されている。こちらはアルバムの世界観に合せてブルース色の強いアレンジになっている。
こっちの方がA面の「だからその手を離して」より古くさくない。
ギターサウンドもよく聞こえるし、「だからその手を離して」よりもバンド感が強い気がする。
ただインパクト性は全くなく、地味なので聴いてて眠くなる笑。
ちなみに、7thアルバム収録バージョンはめちゃくちゃっかっこいいアレンジになっている。
そのため、もはやオリジナルバージョンの存在意義がなくなってしまっているような・・・。
この曲を聴くなら7thアルバム収録バージョンの「SLAVE TO THE NIGHT」を聴いた方が良いと私は思う。
ひとこと
7thアルバムでこの曲をブルースとして復活させたのは流石すぎる
「ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜」のみんなの評価は?
ひとこと
やっぱ7thアルバム収録バージョンの方が印象に残る
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ここからは管理人の「ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜」独自解釈!
【ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜/歌詞解釈①】妖しげな雰囲気を楽しもう
"ハートも濡れるナンバー"、この絶妙なダサさがまさに稲葉節。
この頃からインパクトある独特な言葉選びのセンスが稲葉にはあった笑。
A面の「だからその手を離して」とは打って変わり、想いを寄せる女性との夜を楽しみたいと願う男を描いた1曲。
どことなくセクシーで色気があり、歌詞を深読みするよりも"妖しげな雰囲気を楽しむ1曲"かもしれない。
7thアルバム収録バージョンのタイトル「SLAVE TO THE NIGHT」は日本語で"夜の奴隷"。
夜の奴隷って、なんかエロい笑。
ひとこと
直接的な表現はないのに、なんかエロく感じるんだよねこの曲
【ハートも濡れるナンバー 〜stay tonight〜/歌詞解釈②】二人はどこにいるのか
この曲はほとんど情景描写が登場しないので、主人公がどういう状況なのかよくわからない。
唯一の情景描写が冒頭の歌詞。
いつまで暗い部屋で踊っているの 窓をしめきったままじゃ 風も吹かない くりかえし流れるsame old blues 君は知らずにすがってる
窓を閉め切り、踊っている"君"。
さらにその部屋には"same old blues"が流れている。
・・・
どう考えても主人公は普通の部屋にいないようだ。
となると、主人公と"君"(恋人)はどこにいるのか。
これはおそらくホテルである。
つまり、"踊っている"というのはベッドでもだえている様子の例えであり、"same old blues"というのは部屋の有線放送で流れている音楽のことだ。
"ハートも濡れるナンバー"とはまさにこの"same old blues"のこと。
"君は知らずに"とあるので、きっと恋人はこの曲を知らないけれど、主人公にとっては大好きなナンバーなのだろう。
ひとこと
ハート"も"濡れるナンバー・・・♡
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まとめ
オリジナルバージョンよりも7thアルバム収録バージョンをオススメする。
>>>"暗黒時代"を象徴する重要作品!7thアルバム『The 7th Blues』【アルバムレビュー】
ぜひエロくて妖しげな雰囲気を堪能してみてほしい。
ひとこと
7thアルバム収録バージョンは色褪せないね