出典:https://www.amazon.co.jp
2008年7月30日発売。3ヶ月連続リリースの第一弾。ギフト(贈り物)に焦点を当てた作品で、いかにもミスチルらしい優しい内容になっている。
この記事の概要
- 「GIFT」のみんなの評価は?
- 「GIFT」とは一体どういう曲なのか?
スポンサーリンク
ミスチル/32ndシングル「GIFT」
そもそも「GIFT」って?
Mr.Childrenが2008年7月30日に発売した32ndシングル。
また、3ヶ月連続リリースの第一弾である。
ギフト(贈り物)に焦点を当てた作品で、いかにもミスチルらしい優しい内容になっている。
誕生日やクリスマスに流したい1曲だ。
前作「旅立ちの唄」もそうだが、この時期のミスチルはイベントソングが目立っていた。
>>>"飾らなさ"を楽しもう!「旅立ちの唄」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
前作のシンプルで飾らないメロディーとは打って変わって、この曲はサウンドがゴージャス。
歌詞も壮大になっているので、個人的には前作よりも好き。
CDの時代は終わってしまったのか・・・
累計売上は32万枚と前作から6万枚減少してしまった。
もうCDの時代は終わったのだと痛感せざるを得ない結果だ・・・。
もし90年代に発売されたなら、どのくらい売れていたのだろうか。
ちなみに、次作の33rdシングル「HANABI」で売上は増加するのだが、その後は低下の一途をたどる。
>>>10年以上も現役で活躍するヒット曲「HANABI」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
また、2008年以降はCDシングルより配信限定シングルの方が増える。
時代の波にはさからえないけれど、できればもう一度CDが売れる時代が来てほしいなぁ・・・。
ひとこと
この曲が「旅立ちの唄」より売れないだなんて。。。
「GIFT」のみんなの評価は?
ひとこと
そっと背中を押してくれる歌詞が随所に登場
スポンサーリンク
ここからは管理人の「GIFT」独自解釈!
【GIFT/歌詞解釈①】本当はもらっていた方だった!?
大切な人へ主人公は最高の「GIFT」を贈ろうとしている。
この曲はまさに「GIFT」を贈る主人公の物語・・・・・・・・・なのだが、本当のこの曲の物語は「主人公はGIFTを贈る方ではなく、もらっていた方だった」というものだ。
最後の歌詞を引用したので見てほしい。
僕は抱きしめる 君がくれたGIFTをいつまでも胸の奥で ほらひかってるんだよ ひかり続けんだよ
"君"という大切な存在がいたからこそ、主人公はGIFTについて深く考えていた。
そのため、もし"君"がいなかったらGIFTについて考えることもなかったし、探そうともしてないはず。
ようするに、"君"という存在自体が主人公にとってのGIFTだったのだ。
「GIFT」というタイトルでラスト直前まで主人公=贈る方と見せかけて、最後の最後で本当はもらっていた方だったというミステリー小説のようなオチ、さすがミスチルである。
ひとこと
ただの贈り物ソングではない
【GIFT/歌詞解釈②】ミスチルマジック!
1番の歌詞では主人公が"君"へのGIFTを贈ろうとしている様子が描かれている。
個人的に上手いなぁと思ったのがBメロの歌詞。
それがこちら。
長い間君に渡したくて強く握り締めていたから もうグシャグシャになって色は変わり果て お世辞にもきれいとは言えないけど
これは私がこの曲で最も桜井が上手いなあと思った歌詞だ。
この歌詞を見ると、健気で誠実で、純粋な主人公を想像してしまう(笑)。
これによって聴き手はこの曲に対して、そしてミスチルに対してさえもすごい好感が持てるのだ。
ミスチルマジックだ(^^)/。
ひとこと
「あざとい」と言われても仕方ないような歌詞笑
スポンサーリンク
まとめ
ちなみに2番の歌詞はタイトルの「GIFT」と正直まったく関係ない(笑)。
もはや人生観を描いた壮大なテーマになっており、メロディー抜きにすれば1番と2番はまったくの別物だ。
生きているとたくさんの壁にぶつかる。
そんなときにこの曲を聴いてみてほしい。
誕生日やクリスマスのときに流したい1曲でもあるけれど、2番の歌詞があることで背中を押してくれる1曲へと仕上がっている。
なんて汎用性の高い曲なのだろうか。
ベストアルバム『Mr.Children 2005-2010 〈macro〉』
ひとこと
ちなみにPVのラストがすごく感動的
「GIFT」の評価
5点満点中4点
ちなみに、この曲で紅白歌合戦に出場した