"好きな芸能人との妄想"を描いたかなり危うい1曲。『FRIENDS II』の中では一番危険な1曲でもあり、個人的には大好きな1曲だ。好きな人との妄想は誰もがすることで、それが過剰になるとストーカーになってしまう。この曲の主人公はもはやストーカーと言われてもおかしくないほどやばい(^_^;)。
この記事の概要
- 「ある密かな恋」のみんなの評価は?
- 「ある密かな恋」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/5thミニアルバム収録曲「ある密かな恋」
そもそも「ある密かな恋」って?
B'zが1996年11月25日に発売した5thミニアルバム『FRIENDS II』の収録曲。
「sasanqua 〜冬の陽」というインストゥルメンタル後に始まるジャズ調の1曲。
sasanqua 〜冬の陽
松本による、4分27秒という長めのインストゥルメンタル。タイトルの"sasanqua"とは、サザンカという花のこと。サザンカは冬の季語にもなっているので、冬が舞台のアルバムに相応しい。ちなみに、松本のソロアルバム『House Of Strings』『Strings Of My Soul』にはそれぞれ同曲の別バージョンが収録されている。
この曲は、何と言っても歌詞が素晴らしいと私は思う笑。
稲葉の、いや、全ての"男性の欲望"を本当に的確に表している。
サックスを用いたジャズ調のメロディーが、この曲の"危うさ"をさらに引き立てている。
個人的には、『FRIENDS II』の中では一番好き曲だ。
ひとこと
キャッチーではないけれど、この曲の"危うい雰囲気"が最高でリピートしてしまう笑
「ある密かな恋」のみんなの評価は?
ひとこと
たしかに、内容が内容なのでB'zファン以外はついていけないかもしれない…
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ここからは管理人の「ある密かな恋」独自解釈!
【ある密かな恋/歌詞解釈①】「ある密かな恋」とは、どういった恋?
「ある密かな恋」、つまり"誰にも言えない秘密の恋"。
はたして、主人公は誰と恋をしているのだろうか。
次の引用した歌詞を見てほしい。
雑誌で君を またみつけた
この歌詞だけでも分かると思う。
ようするに、主人公は"芸能人"との恋を妄想しているのだ。
「ある密かな恋」、それは芸能人との(妄想の中での)恋。
歌手、アイドル、俳優、女優、タレント、、、、
きっと、誰にでも好きな芸能人はいると思う。
そして、「もしあの人と付き合えたなら…」という妄想をした人は少なくないはず。
だれにでも話せないね こんな恥ずかしい話 いつになっても この思い 伝わることはない
「芸能人との恋を妄想するなんて恥ずかしいw」と思いながらも、実際は誰もが心の中でしている。
ひとこと
叶わぬ恋…
【ある密かな恋/歌詞解釈②】主人公の"やばい妄想"
主人公には彼女がいる。
彼女に話せるわけない こんなやばい気持ちを
彼女がいるからこそ、"芸能人との恋を妄想していること"は余計隠さなければならない。
"やばい気持ち"という言葉が、なんか稲葉らしいなと思う笑。
まあ、この言葉通り、主人公の妄想は本当にやばい(^_^;)。
次の引用した歌詞を見てほしい。
君が僕を誘惑しているのは無意識じゃない わかっていて やってるにきまってる
やばすぎる笑。
メディアの中の"君"がとるポーズ、仕草など、全てが「自分を誘惑するため」だと決めつけているのだ。
完全にストーカーだ…。
稲葉浩志というスターが、こういうストーカー心理を描けることは、「どんな人でも、ストーカーになり得る」ということを暗に意味しているのかもしれない…。
ひとこと
やばい曲だ…笑
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まとめ
『FRIENDS II』の中で最も危険な曲だ笑。
好きな芸能人への想いがあまりに行き過ぎて、妄想から「~に違いない」という"決めつけ"に変わってしまう。
これは実際にストーカーになってしまう人間の心理を描いているといっての過言ではない。
芸能人に限らず、誰もが好きな人への妄想をするはず。
そのため、共感したくないけれど共感してしまう1曲だ(^_^;)。
ひとこと
絶対に他人にはオススメできないけれど、好きな1曲!