5thアルバム『IN THE LIFE』のオープニングを飾る1曲。B'zのアルバムにおいて、オープニングナンバーというと結構激しめなロックナンバーなどが多いけれど、この曲は軽快なポップソングである。ファンからの人気も高い、肩の力を抜いて聴けるポジティブソングだ。
この記事の概要
- 「Wonderful Opportunity」のみんなの評価は?
- 「Wonderful Opportunity」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/5thアルバム収録曲「Wonderful Opportunity」
そもそも「Wonderful Opportunity」って?
B'zが1991年11月27日に発売した5thアルバム『IN THE LIFE』の収録曲であり、オープニングナンバーである。
肩の力を抜いて聴けるポップソングであり、B'zのアルバムにおいて、これほどまでに気軽なオープニングナンバーは先にも後にもないのでは。
ライブでは振り付けも存在する!
サビの韻の踏み方が心地良く、実に軽快な気持ちにさせてくれる。
正直すごいキャッチーなわけではないけれど、歌詞の単純で力強い励ましのメッセージがすごく良い。
メモ
稲葉は「Wonderful Opportunity」を書くにあたって、辛いことがあった人が慰められるように意識していたという。
歌詞に関しては松本も絶賛しており、「詩がスゴイ面白いからね。助けられてる。」というコメントも残している。
B'zの特製人形が当たるクイズの対象になった1曲でもある
1998年に発売された超特大ヒットベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』では、収録曲を決める指標として、ファン人気投票が行われた。
その際、ファン人気投票で20位になった曲を当てることが出来れば特製人形が当たるというキャンペーンが行われたのだ。
出典:https://www.amazon.co.jp
まさに20位になったのが「Wonderful Opportunity」である。
正解した10万名にプレゼントされる予定だったのだが、20位のヒントなど一切なかったため、最終的に正解者は50,197名に留まったという(^_^;)。
そのため不正解者5万名にも抽選でプレゼントされた。
この特製人形、「Wonderful Opportunity」が流れ動き出す仕組みになっているのだが、この際の「Wonderful Opportunity」は再録している。
ひとこと
この人形のために再録したって、、、こだわり強いなぁ笑
「Wonderful Opportunity」のみんなの評価は?
ひとこと
超絶ポジティブな1曲
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ここからは管理人の「Wonderful Opportunity」独自解釈!
【Wonderful Opportunity/歌詞解釈①】「Wonderful Opportunity」が伝えるメッセージとは?
タイトルの「Wonderful Opportunity」は日本語で"素晴らしい機会"という意味である。
歌詞中には"Wonderful Opportunity"という言葉は一切登場しないが、似たような意味合いの言葉が登場する。
次の引用した歌詞を見てほしい。
切り抜ければ待ってる次のショウ トラブルは素晴らしいチャンス
つまり、この曲における「Wonderful Opportunity」(素晴らしい機会)というのは"トラブル"を指しているのだ。
「トラブルはなんだかんだで素晴らしい機会なんだよ」という単純明快なメッセージである。
ひとこと
"トラブルは素晴らしいチャンス"は使い古されたような言葉だけれど、なんだかんだで心に響くんだよなぁ
【Wonderful Opportunity/歌詞解釈②】悩んでいるのは自分一人だけではない
この曲には一応主人公が存在している。
構造的には、AメロBメロが主人公の現状説明であり、サビで聴き手を励ますという感じ。
冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
手も足も出ないような 悩みに縛られて ひとりきりむりやり酔っぱらって アルバムを抱いて寝た 目が覚めれば気分が悪い それだけで 何も変わってないね やっぱり
主人公の現状は、かなり精神的に追い込まれていることがわかる。
特にこの歌詞で描かれる「アルコールに頼って嫌な事を忘れようとするが、何も現状は変わらない」というのは結構経験したことある人がいるのでは笑。
このように、主人公も追い詰められた現状にあるので、どことなく聴き手である私たちもこの曲により感情移入することができる。
つまり「悩んでいるのは私独りだけではない」と思うことができるのだ。
ひとこと
アルコールに頼ってしまう人は結構いそう
【Wonderful Opportunity/歌詞解釈③】未来予想をやめた主人公
2番の歌詞を引用したので見てほしい。
僅かな月日で積み上げた幻を後生大事に拝むのはもうやめた
この歌詞の意味は「もう見えない何かに恐れることはやめた」ということであろう。
不安や悩みというのは、先の見えない何かに恐れているから生まれてしまうのだと私は思う。
"僅かな月日で積み上げた幻"というのは、それまでの人生経験を元にした未来予測のこと。
そんなあてにならない未来予測を主人公はやめることにしたのだ。
こういう人生応援歌において、主人公が終始悩んだままだと説得力に欠けるので、この2番の歌詞は必須だろう。
ひとこと
"今までの経験を元に未来を予想しても不安になるだけ"というメッセージ
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まとめ
悩んだりツラいときはこの曲を聴くと勇気づけられると思う。
こんなポップで軽快な歌がアルバムのオープニングを飾ることはかなり珍しい。
ベストアルバムにも収録されているので、5thアルバム『IN THE LIFE』の中でも比較的知名度が高い1曲だ。
ひとこと
ちなみに2008年に行われたファン人気投票では、堂々の4位を記録した!!